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アラフィフバツイチの生活

おひとりさまもいいけど再婚もね。ユル婚活はじめました。汚部屋以上ミニマリスト未満で断捨離もユル派です。

山間の秘湯に行って、身もココロも癒された思い出

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今年の夏、お盆の頃、土日を使って、自分の生まれ故郷に行ってきました。

 

数年前に父が他界し、母も施設に入居して、親が実家にいなくなってから、実家には次第に行きづらくなりました。

 

たいていは日帰りで母に会って帰ってくるのですが、今回は、同級会もあったので、一泊することにしました。

 

それで、予定の一ヶ月くらい前にホテルを予約しようと思ってネットで探したのですが、観光シーズンとあって、駅周辺の便利そうなホテルはすでに予約で一杯でした。

 

いくら観光シーズンとはいっても、普段はそれほどでもないハズなのですが、今年の大河ドラマゆかりの地なので、今年は盛況だったようです。

 

やっとひとつだけ空いている宿を見つけました。

新幹線の最寄り駅からは車で30分もかかるという、とんでもない辺鄙なところでした。

 

その上、レンタカーも手頃なものはすでに予約で一杯で、やっと一台だけ「軽トラ」をみつけて、仕方なく借りることにしました。

 

「軽トラ」で辺鄙な宿に行くって、真夏の旅行としては、ちょっとばかり侘しい感じがしたのですが、それが、想像していたのとは打って変わって、とんでもなく良いところだったのです。

 山間の秘湯、霊泉寺温泉

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これは、泊まった旅館に「ご自由にどうぞ」と置いてあったポストカードなんですが、とっても素敵なところでしょ? 住所で言えば、長野県上田市ですが、市街地からは遠く離れた奥地にあります。

 

両側から、緑深い山が迫っているこの小さな谷の真ん中には、きれいな水の川が流れていました。

 

武者小路 実篤も気に入って滞在していたとか。

 

行く前の侘しさは、近づくに従って、わくわくした気持ちに変わっていきました。

16時ころ宿に到着して、すぐに散歩に出かけました。

 

今は普段あまり散歩しませんが、緑が美しいところに行くと、散歩スイッチが入ります。旅館の裏手は山が迫っていて、急な階段があり、ひなびたホコラがあり、奥の方から「もののけ」でも出て来そうな雰囲気です。

 

旅館にまざって人家があり、霊泉寺温泉の名前の由来となった禅寺がありました。

 

旅館のある附近を抜けて道を山の方へ歩いて行ってみましたが、道はどんどん山の奥のほうへ入っていくようです。怖くなって引き返してきました。

 

緑のある静かなところは癒される

私が泊まった旅館は(他のところも多分そうですが)古くからある懐かしい感じがしました。

旅館の私の部屋は、四畳半の小さな和室でした。何だか長屋の一室みたいな感じです。部屋に入った一瞬は「わたしの部屋より狭い!」と思いました。

 

すでにふとんが敷いてありました。あとはちゃぶ台と座布団と扇風機。1畳ほどの板の間に、古い姿見と、テレビ、金庫や暖房器具がついていましたが、部屋の中はシンプルなものでした。お風呂は大浴場、トイレも共同でした。

 

涼しいのでクーラーがなく、窓は網戸にしてずっと開けてありました。

 

一人だったので、テレビでも見て過そうかと思ったのですが、風の音や、砂利道を人が歩く音が、窓からのどかに聞こえて来て、テレビどころではなくなってしまいました。

 

もともとあまりテレビが好きではないのですが、こんなのどかなところに来ると、ますますテレビに違和感を感じます。

 

ビールを一本飲んで、夕食を済ませると、間もなく寝てしまいました。

 

とても良く寝られて、朝は自然に早く目覚めました。

 

わたしは普段は夜型で、放っておけば明け方近くまで起きていて、朝寝坊というスタイルなのですが、こういうところに来ると、自分の体内時計が、自然に同調してくるのかも知れません。

 

夕食前と朝起きてから、大浴場に行きましたが、一人貸し切りで気持ちがよかったです。大きな窓から緑の山が迫っていました。

 

お米のお土産

チェックアウトするときに、「うちで作ったお米」だと言って、お米をお土産にくれました。3合くらい、うすいビニール袋に入っていましたが、それがとても嬉しかったです。

 

でも、あとから考えると、わたしにだけくれたような気がしました。

 

宿帳に記入したわたしの名字を見て「この辺の出身なの?」と聞かれ、そうだと答えてから、旅館の人たちと話をしたりしたせいかも知れません。

 

また、食事がおいしくて、わたしは運ばれて来たお膳にあったもの全部と、おひつのご飯も全部たいらげてしまっていたので、そのせいだったかも。(ごはん大好きなのです。)

 

食事は地元色が結構強かったです。小さな川魚の甘露煮なんかもありました。これはこの辺の独特な料理で、子供の頃はこれを見るとテンションが下がったものでしたが、今回は何だか懐かしい味でした。

 

また、つい先日、「秋には葡萄やリンゴも美味しいですよ」などというようなことを書いたハガキまでくれました。これは営業として、宿泊した人みんなに送っているのでしょうが、達筆な手書きで書かれていて良い感じでした。

 

また行きたくなりました。

 

緑の中は、スローライフ気分で、仕事には不向きですが、たまに行くと、何かがとても充電されるような気がします。