アラフィフバツイチの生活

おひとりさまもいいけど再婚もね。ユル婚活はじめました。汚部屋以上ミニマリスト未満で断捨離もユル派です。

「見た目」がこんなに大事だったとは…!と、つくづく思った時の話です。

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見た目は大事、ということを言い訳にして、服に関してはとても浪費が多いわたしですが、今日は、そういうことではなく、

 

「見た目って、こんなに大事だったんだ!」と実感したときのことを書きます。

 

それは、父が生前、入院していたときのことです。

父は、寝巻きから普通の服に着替え、その姿を鏡で見たたとき、病人ではなくなったのです。

寝たきりになると、人はなかなか元に戻らない

父は亡くなる数年前、老いてはいたものの、病気ではなかったのですが、ちょっとした事故が原因で、数ヶ月病院で寝たきりになっていました。

 

人間は、若い人でも、たった一ヶ月寝たきりになってしまうだけで、足腰の筋力がおとろえ、リハビリをしないと元に戻らないそうです。

 

ですから、70代後半の老人だった父が、数ヶ月も寝たきりになってしまったときは、その回復にはとても時間がかかりました。(結局、完全には戻りませんでした)

 

 病院で寝たきりだった父との初めての外出

 

それはさておき、それでも、病院の人や父本人の努力でリハビリをし、ある日初めて、外出の許可がおりました。

 

それで、わたしは、他の家族と一緒に父を連れ出すことにしたのです。

 

ずっと長いこと、病院の、短い浴衣みたいな寝巻きを着ていましたが、外出するために、普通の服を持って行ったのです。明るい黄色のポロシャツと、チノパンでした。

 

父は外出するのを楽しみにしていたはずでしたが、立ち上がるのも人の手を借りなければできないほどだったので、病院を訪ねたときは、不機嫌で疲れて、何だか出かけるのが億劫になってしまっているようでした。

 

それでも、看護師さんたちが、持って行った服に着替えさせてくれました。

すると、寝巻きのときとは打って変わって、何だかとても元気そうに見えました。

 

「お父さん、すごい、元気そう! 良く似合ってるよ!」と、わたしたち家族は言いました。

 

「本当に良くお似合いですよ!」と、看護師さんたちも口々に言って、鏡を持ってきて、父本人に見せてくれました。

 

すると、父は鏡を見て、みるみる笑顔になって、血色も良くなっていったのです。

いかにも元気そうに見える自分の姿を見て、急に自信が出て来たようで、

「行くぞ!」なんて言い出して、すっかり外出へのモチベーションがアップしてしまいました。

 

この父の変わり様には、みんな驚いてしまいましたね。

 

まだ歩くのは困難だったので、車椅子で意気揚々と出かけ、とても威張っていました。

 

見た目には人の気分や健康を左右する力がある

父は、寝巻きからポロシャツとチノパンに着替え、元気そうな自分の姿を見た途端、本当に元気になってしまったのです。

 

見た目が変わっただけでこんなに元気になるなんて!

見た目って、本当にあなどれないな」と思いましたね。

 

見た目というと、たいていはTPOとか、他人からどう見えるかなどということで、そういうことも、もちろん大事なことなんですが、鏡に映った元気そうな自分の姿が、一番自分自身を元気づけてくれるのかも知れないと思います。

 

「何か、今日の自分イケるかも!」みたいに感じると、元気出て来たりしますからね。たぶん、父もそんな風に感じたんじゃないかと思います。